3つのポイント&3つのステップで、原稿のリライトをマスターしよう

POINT
- わかりにくい原稿は、伝えたいテーマを絞って、読みやすく整えよう。
- 分析・修正・整理の3つのステップで、わかりやすい文章をつくろう。

この原稿、ちょっとわかりにくいので、直したいんですけど…

寄稿いただいた方には、編集の許可をもらっているから、手を加えても大丈夫よ

でも、どう直せばわかりやすくなるのか、わからないんですよね…

加えるどころか、お手上げじゃない!
目次
リライトとは?
社内報に欠かせない、原稿を作成する技術。自分で取材をしてライティングしたり、誰かに寄稿してもらったり、過去の資料から抜粋したり。原稿の用意の仕方はさまざまですが、たとえば難解な長文をそのまま掲載しても、読者には伝わりづらいもの。テーマを整理したり、わかりやすい表現にするために手を加えたいと思うこともあるのでは?
目的に合わせて文章を読みやすく整えること、それが「リライト」です。
もとの文章が持つ想いやメッセージ性はそのままに、わかりやすく読みやすい文章に整えるポイントと、実践で使える手順をご紹介します。
リライト作業の3つのポイント
ポイント① メインで伝えたいメッセージを決める!
1つの原稿で、1番伝えたい“メインメッセージ”をあらかじめ決めておきましょう。 伝えたいことがいくつもあったり、あるいは意図が曖昧なまま終わってしまうと、焦点のぼやけた読後感の薄い文章になってしまいます。
ポイント② 情報に優先順位をつける!
1つの原稿の中には、様々な情報が含まれています。それらすべてを並列で扱おうとすると、本当に伝えたい重要なことが埋もれてしまいます。 1番伝えたいこと→その補助情報、という優先度を念頭に起きましょう。
ポイント③ 余分な言葉はなるべく削る!
読者にとって、初めて目にする文章を理解しながら読み進めるのは、集中力が要ります。最短ルートで、シンプルに結論やメッセージにたどり着いてもらうために、余分な言葉やムダな装飾は削りましょう。
実践! リライト作業の3つのステップ
では、どうすれば、ポイントを押さえた読みやすい文章にリライトできるのでしょうか?
気が付くところをやみくもに直したり、部分的に表現を変えるだけでは、思い通りに仕上げるのは難しいもの。
そこで、次の3つのステップに沿って手直しをしていきましょう。
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