3章 取材のきほん

取材の質は事前の準備できまる!

POINT

  • 取材は、人選が重要。読者の期待に応えてくれそうな人を探そう
  • 目的整理・下調べ・質問案の準備が取材の質を左右する

次はこのプロジェクトチームで誰に話を聞くのか決めるわよ!

じゃあ…この方とか?

とか?って…、理由は?

え~と、優しそうだから私が緊張せずに話が聞けそうです~

ちょっとあなたね・・・

取材は誰を選ぶ?

社内報の企画内で伝えたいメッセージを読者へ届けるには、誰に取材をするのか、その人選がとても重要です。立場や役職、経歴などが異なるなかで、読者に響く内容を話してくれそうな人を見極めなければなりません。「なぜ、その人なのか」を明確にして読者の期待に応える人選をしましょう。

<なぜ、その人なのか」をチェック>
・企画で伝えたい目的に合っていますか
・その人に登場してもらうことで、読者はどんな読後感を持ちそうですか
・自信を持って推薦できますか

取材を依頼する

誰に取材をするかが決まったら、次は依頼です。
企画の背景や目的と、「なぜ、取材を依頼したいのか」という理由など、相手が納得し、快く取材を引き受けてもらえるような依頼の仕方を心がけましょう。

<依頼のときに伝えること>
・企画の背景・目的…どのような企画で、読者へ何を伝えたいのか
・取材理由…なぜ、取材の依頼をしたいのか
・掲載号…いつ、発行する社内報なのか
・掲載スペース…特集or連載、1/2ページなど
・取材希望日時/場所
・撮影(があれば、許諾のお願い)

事前の準備をしよう

取材前にしておくこと

取材を成功させるには「準備が8割」を占めるといわれています。事前にどのくらいの準備ができたかによって、当日の取材進行や記事の質が変わってくるからです。

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