4章 撮影のきほん
撮影に余裕をもたせる準備

POINT
- 撮影ラフの用意をして、フレーム内のイメージを整理しよう
- ロケハンで撮影本番の流れをイメージしよう
- スケジュール表を作成して、当日の流れをまとめよう

明日の夕方はついに撮影です~

どこで撮影するんだっけ?

多くの社員が入れる○×室がいいかな~と

ん?○×室の夕方は日が強くて逆光になるわよ!

えっ!もっと早く知っておけばよかった…
構図をイメージして撮影ラフを描こう
撮影ラフとは?
撮影ラフとは、写真の構図や被写体のポーズなど完成イメージを大まかに見える形にしたものです。撮影ラフを用意しておくことで、撮影前に何が必要なのか、どのような状況をつくればよいのかなどを整理することができます。
撮影ラフのポイント
撮影ラフでは、頭のなかのイメージをなるべく言語化するなど見えるようにすることが大切です。
細かなイラストのようなラフを描こうとしなくても大丈夫です。
シンプルな描写でもよいので、表情・ポーズ・景観・小物など、「何が」「どのような」状態でカメラに収まるのか、イメージをなるべく多く書き入れて、撮影する内容を想像できるようにしましょう。

ロケハンで当日の流れをイメージしよう
ロケハンの目的
ロケハンとは、ロケーション・ハンティングの略で、実際の撮影や収録の前に下見を行うことを指します。
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