1章 スケジュールのきほん

社内報の台割・構成をつくる

POINT

  • 台割は冊子の構成を把握するための「骨格」です
  • シンプルでわかりやすいものが、使いやすい

ところで…、企画が決まったら、次に “台割”をつくるのだけど、なんのことかわかっているのかしら?

だいわり?なにか割るんですか?

なんか違うこと考えてない?

台割ってなに?

台割(ページ割)とは、どのページに、どのようなコンテンツが入るのかを示した、冊子の骨格のようなものです。冊子全体の構成やボリュームがひと目でわかります。特集ページと連載ページのバランスや掲載順などを整理して、伝えたいメッセージの位置づけが曖昧にならないように意識しましょう。

台割をつくろう!

台割では、ひと目でどこに、何のコーナーがあるかを把握できるようにすることが大切です。
そのためには、シンプルでわかりやすく見える化することを心がけましょう。

「右開き」と「左開き」を考える

台割をつくるとき、最初に社内報の開き方から確認します。

本や冊子は、右から読み進める右開き(右綴じ)と、左から読み進める左開き(左綴じ)があります。どちらの開きにするかは、本文を「タテ書き」「ヨコ書き」のどちらにするかが判断の基準になります。一般的には、本文がタテ書きの場合は「右開き」、ヨコ書きの場合は「左開き」です。

右開き用の台割表

左開き用の台割表

使いやすい台割を選ぶ

よく使われる台割には2つのタイプがあります。

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