6章 イラストのきほん

イラストレーターにオリジナルイラストを依頼する方法

POINT

  • 希望に合ったイラストレーターを探すにはさまざまな方法がある
  • オリジナルイラストの作成は時間がかかる
    依頼から納品までの流れを把握して、スムーズに進行しよう

ここに、こういうイラストを入れたいんですけど

あら素敵。いいじゃない。誰に制作を頼むの?

え? …先輩なら、きっと描けます!

残念ながら、美術の成績は2だったのよ。
おとなしくプロに依頼しましょうね

オリジナルのイラストが欲しいときって、どんなとき?

誌面にイラストを使いたいとき、フリー素材や有料素材から必要なものを選んで利用する機会が多いですよね。
ですが、たとえば
「自社の社屋のイメージをイラストにしたい」
「○○さんの似顔絵を作りたい」
と考えた場合。
オリジナル性の高いイラストは、どこかで探して見つけられるものではなく、ゼロから作成するしかありません。
では、どこでどうやって作成すればいいのでしょうか?

特定の場所、モノ、人物などのイラストは、既存の素材では対応することが難しいため、誰かに新しく描いてもらう必要があります。
時間やお金がかかる方法ですが、仕上がったイラストはこの世にひとつしかない、まさにオリジナル。
既製の素材では実現できない“らしさ”の迫力が出て、非常に魅力的です。
毎号全部をオリジナルで! というのはハードルが高いですが、たとえば表紙、特集ページのメインイラスト、トップメッセージの似顔絵など、ここぞという時と場所に、ぜひ取り入れてみたい要素です。

イラストレーターはどこに? 主な依頼方法は3つ

制作会社を経由する

社内報を外注している場合、制作会社を通して提案してもらうのが一番手軽な方法です。
制作会社は、自社内にイラストレーターが在籍している場合と、外部とのコネクションを持っている場合とがあります。依頼をすれば、制作中の社内報に合わせて進行してもらえるので手間の削減になり、認識違いも少ない、スムーズな方法です。
一方で、費用がアップされることが多いので、事前にしっかりと見積りをとっておきましょう。

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